口腔ケアは口の中をきれいにするだけでなく、全身の健康を維持するために必要なケアです。 「歯ブラシでブラッシングして歯茎を傷つけてしまった」「口の中が乾燥あるいはネバつきがあるけど歯ブラシでは対応できない」など、高齢者や要介護者の口腔内ケアで困った経験はありませんか。そんなとき活用できるスポンジブラシをご紹介します。スポンジブラシを上手に活用してお口のトラブルを解消しましょう。
ポイントその1. スポンジブラシとは
スポンジブラシは先端がスポンジ状になった口腔ケアグッズの1つです。スポンジの種類は、形や大きさ、硬さや色などバリエーション豊富。使う人の状態に合わせて選ぶことができます。
ポイントその2.スポンジブラシの使い方
スポンジブラシは、歯茎に付着した汚れを取り除いたり乾燥した粘膜を潤したりするのに効果的です。使用するときはスポンジを水で湿らせてから十分に水気を絞って使いましょう。スポンジが濡れたまま使用すると誤嚥の原因にもなります。また、口の中が乾燥している場合、ジェルを使用すると良いでしょう。スポンジにジェルをつけ粘膜を拭うことで汚れが取れやすくなり、口の中を潤すことができます。
ポイントその3.口腔ケアだけじゃないスポンジブラシの使い方
スポンジブラシの使い道は口腔ケアだけではありません。マッサージやストレッチとして使用できます。スポンジブラシで頬や唇、舌を刺激することで唾液の分泌を促すことができます。食事前にスポンジブラシで舌をマッサージするとムセの減少も期待できます。それぞれの部位に刺激を加えることでその部位の筋肉アップにもつながるでしょう。
【まとめ】
ポイント1.スポンジブラシは使う人の状況に合わせて種類を選択しましょう
ポイント2.スポンジブラシは汚れの除去や口腔内の保湿に使えます
ポイント3.スポンジブラシを効果的に使用してムセを減らしましょう