訪問看護への転職を考えていると話すと「1人で訪問するのは怖くない?」「急変があったらどうするの?」と聞かれることはありませんか。実は私も病院から訪問看護へ転職した一人で、最初は同じような不安を抱えていました。そんな不安を胸に、実際働き始めると現実は別のものでした。働き始めたときに感じた不安や戸惑いを乗り越え、訪問看護の面白さに気づくまでのことをお話しします。
新人看護師を悩ませるSOAP記録。先輩から「アセスメントになっていない」と指摘され、書き直しに追われたことはありませんか?実は、多くの新人看護師が陥る「SOAPの間違いあるある」には共通のパターンが存在します。この記事では、やりがちな4つのNG例を通じ、根拠に基づいた伝わる記録の書き方を先輩看護師の視点からお伝えします。食事介助や鎮痛剤投与といった身近な例から情報の整理術を習得して、チームから信頼される質の高いSOAP記録を目指しましょう。
病棟でコロナやインフルエンザの患者さんが発生したとき「経路別予防策はしているのに、なぜ感染が拡大するの?」そんな風に思ったことはありませんか?
ガウンやマスク、フェイスシールドを着用して万全に感染対策をしているように見えても、実は土台となる「標準予防策」が抜けていることがあります。
今回は標準予防策をわかりやすく整理しながら、経路別予防策との関係を改めて考えてみましょう。
手指衛生にはWHOで定められた実施すべき5つのタイミングが設定されているのを知っていますか?現場でその5つのタイミングを守れていますか?
知っていても、いざ実践しようとすると「ここは手指衛生が必要?」「今は必要ない?」と迷うこともあるのではないでしょうか。私自身も、知識として理解していても、ケアの流れの中で自信をもって判断できないことがありました。
今回は「患者ゾーン」という視点で、手指衛生のタイミングを考える方法を紹介します。明日からの現場で、ぜひ試してみてください。
バンコマイシンの血中濃度採血の指示が出たときに「必ずこの時間で採血してね」と言われ、「どうして時間通りに採血しないといけないの?」と疑問に思ったことはありませんか?
他の抗菌薬では細かく採血のタイミングを指示されないことも多く「なぜバンコマイシンだけ?」と思ったこともあるのではないでしょうか。
バンコマイシンは、血中濃度を測定しながら投与量を調整する薬剤です。そのため、決められた時間に採血をしないと、正しい評価ができません。
今回は、バンコマイシンの採血タイミングとトラフ値・血中濃度の基本を、現場で困らない視点からわかりやすく整理します。
シャボンラッピングとは、泡で皮膚を包み込むように洗浄する、清潔ケアの方法です。大量のお湯を使う必要がないため、ベッド上でも手軽に手足を洗うことができます。
この記事では、シャボンラッピングの手順や看護のポイントについて紹介します。
手浴や足浴が難しい患者さんがいる場合は、ぜひ清潔ケアの参考にしてみてくださいね。
「はい、終わりました。ここ、ギュッと肘を曲げて押さえておいてくださいね〜」。採血室や病棟で、無意識にこのフレーズを使っていませんか? 実はこれ、現在のエビデンスでは「内出血を助長させるNG指導」になりつつあります。「そう教わったのに」「止血バンドがあるから大丈夫でしょ?」そんな現場の当たり前を最新知見でアップデートし、患者さんに信頼される「止血のプロ」を目指しましょう。
患者さんから「退院したら一緒に食事でも」と誘われたとき、どう断ればいいか分からなくなった経験はありませんか。私には、繰り返し誘ってくる患者さんに断りきれず、連絡先を教えてしまったという苦い失敗があります。先輩にも師長にも言えないまま、退院後の連絡を無視し続けるという逃げの対応しかできませんでした。今回は、その経験から学んだ「境界線の守り方」と「一人で抱え込まないこと」の大切さをお伝えします。
「今の音、いつもと違う?」——そう感じた瞬間に動けるかどうかで、患者さんの状態を大きく左右します。
病棟では、心電図モニターや人工呼吸器、輸液ポンプなどさまざまな医療機器のアラーム音が鳴り響いています。特にICUやNICU、手術室では、常に何かが鳴っているといっても過言ではありません。実は観察力の高い看護師ほど「耳がいい」と言われます。ここでいう「耳がいい」とは、モニター音の微妙な変化や、アラームの種類・緊急度を瞬時に聞き分け「何が起きているか」を予測できる力のことです。今回は「モニター音に注意すること」がなぜステップアップにつながるのかを具体例とともに解説します。