患者さんに術後せん妄が起こると、急な興奮や混乱に戸惑い、声のかけ方や対応に困ってしまうことは少なくありません。術後せん妄が起きているとわかったら、看護師に求められるのは「原因を考えること」よりもまずは「この患者さんの安全をどう守るか」です。今回は、術後せん妄が起こった際に実際にどのように患者さんへ対応するべきかを解説します。現場ですぐに実践できますので、ぜひ参考にしてみてください。
新人時代、申し送りがものすごく苦手でした。自分では情報収集をきちんとして、話す内容もまとめ、完璧だと思っていても、いざ申し送りが始まると先輩から鋭い指摘の嵐……。そのたびに、指摘に回答できず黙り込んでしまうことが多かったのを覚えています。当時の私は、申し送りの本当の意味を理解できていませんでした。15年以上看護師として働いてきたからこそわかる「申し送りの重要性」についてお話します。
新人看護師さんにとって最初にぶつかる壁は技術よりも「プリセプターとの関係」かもしれません。忙しそうで声をかけづらい、何をどこまで聞いていいのか分からない、気を遣いすぎて疲れてしまうーー先輩との関係づくりに悩む新人看護師さんは少なくありません。しかし、いくつかのポイントを押さえるだけで関係づくりはスムーズになります。今回は先輩との関係づくりに役立つ5つのコミュニケーション習慣をお伝えします。
ストーマケアで多くの人が悩むのが、ストーマ周囲の皮膚トラブルです。
発赤やただれが起こると、痛みだけでなく装具の密着不良や漏れにつながり、皮膚トラブルをさらに悪化させてしまいます。
ストーマ周囲の皮膚を守るために大切なのは、トラブルが起きないための「予防」と、ただれてしまったあとに悪化させない「対応」です。
今回は、日常のストーマケアで意識したい皮膚トラブル予防のポイントと、ただれてしまった際の初期対応を整理します。
点滴作成時に起こる「コアリング」。名前は聞いたことがあっても、なぜ危険なのか、どう防ぐのか自信がない人は多いはずです。コアリングは目に見えにくい異物混入であり、患者さんの安全に直結します。この記事では、押さえておきたいコアリングの基本から、実践的な予防ポイントまでを整理して解説します。
術後せん妄は、手術後の患者にしばしば見られる意識の混乱状態で、早期に気づくことで症状の悪化や事故を防ぐことができます。しかし、初期症状は「いつもより反応が鈍い」「なんとなく落ち着きがない」など、見過ごされることも多く、注意深い観察が必要です。本記事では、早期発見に重要なポイントをわかりやすく解説します。
新人看護師時代、誰しも一度は冷や汗をかくような失敗を経験するものです。
この記事では、私が新人時代に経験した中心静脈カテーテル(CVC)閉塞のインシデントについて紹介します。中心静脈カテーテルは、その仕組みや管理上の注意点を理解していないと、大きなトラブルにつながる可能性があります。中心静脈カテーテル挿入中の患者さんを受け持った経験が少ない看護師さんは、ぜひ今後の参考にしてください。
臨床現場では、口腔ケアを嫌がる患者さんは少なくありません。「口腔ケアをしようとすると怒られた」「先輩みたいにうまく対応できない」など患者さんに嫌がられてしまうと、自分のケアが下手なのかもしれないと悩むこともあるでしょう。本記事では口腔ケアがなぜ必要なのかを改めて整理しつつ、現場での工夫を交えながら、口腔ケアを嫌がる患者さんへの具体的対応についてご紹介します。
患者さんの点滴ルート確保は、何度経験しても緊張が伴うシーン。「なるべく痛みを減らしたい」「失敗したくない」「良い血管に入れて漏れないでほしい」ーーこのような思いを込めて点滴ルートを確保しているのではないでしょうか。そんな緊張の点滴ルート確保における、血管の選び方と穿刺のコツをご紹介します。