ストーマケアで多くの人が悩むのが、ストーマ周囲の皮膚トラブルです。
発赤やただれが起こると、痛みだけでなく装具の密着不良や漏れにつながり、皮膚トラブルをさらに悪化させてしまいます。
ストーマ周囲の皮膚を守るために大切なのは、トラブルが起きないための「予防」と、ただれてしまったあとに悪化させない「対応」です。
今回は、日常のストーマケアで意識したい皮膚トラブル予防のポイントと、ただれてしまった際の初期対応を整理します。
点滴作成時に起こる「コアリング」。名前は聞いたことがあっても、なぜ危険なのか、どう防ぐのか自信がない人は多いはずです。コアリングは目に見えにくい異物混入であり、患者さんの安全に直結します。この記事では、押さえておきたいコアリングの基本から、実践的な予防ポイントまでを整理して解説します。
術後せん妄は、手術後の患者にしばしば見られる意識の混乱状態で、早期に気づくことで症状の悪化や事故を防ぐことができます。しかし、初期症状は「いつもより反応が鈍い」「なんとなく落ち着きがない」など、見過ごされることも多く、注意深い観察が必要です。本記事では、早期発見に重要なポイントをわかりやすく解説します。
新人看護師時代、誰しも一度は冷や汗をかくような失敗を経験するものです。
この記事では、私が新人時代に経験した中心静脈カテーテル(CVC)閉塞のインシデントについて紹介します。中心静脈カテーテルは、その仕組みや管理上の注意点を理解していないと、大きなトラブルにつながる可能性があります。中心静脈カテーテル挿入中の患者さんを受け持った経験が少ない看護師さんは、ぜひ今後の参考にしてください。
臨床現場では、口腔ケアを嫌がる患者さんは少なくありません。「口腔ケアをしようとすると怒られた」「先輩みたいにうまく対応できない」など患者さんに嫌がられてしまうと、自分のケアが下手なのかもしれないと悩むこともあるでしょう。本記事では口腔ケアがなぜ必要なのかを改めて整理しつつ、現場での工夫を交えながら、口腔ケアを嫌がる患者さんへの具体的対応についてご紹介します。
患者さんの点滴ルート確保は、何度経験しても緊張が伴うシーン。「なるべく痛みを減らしたい」「失敗したくない」「良い血管に入れて漏れないでほしい」ーーこのような思いを込めて点滴ルートを確保しているのではないでしょうか。そんな緊張の点滴ルート確保における、血管の選び方と穿刺のコツをご紹介します。
臨床現場で新人看護師さんが最初にぶつかる課題のひとつが、医師や先輩看護師への報告です。患者さんの状態を正確かつ迅速に伝える力は安全で質の高い看護の基本ですが、「何を、どう整理して伝えればいいのか」と迷う人も多いでしょう。特に急変時は焦りが伴いやすく落ち着いた報告が難しくなります。今回は、新人看護師さんがすぐに活用できる報告の定番ツール「SBAR」について基本から実践的な使い方まで分かりやすく解説します。
貼付薬は、皮膚から薬剤をゆっくり吸収させ、一定の効果を保つために使われる製剤です。フェントステープ、ジクトルテープ、ホクナリンテープなど種類はさまざまですが、貼付方法の基本は共通しています。一方で、「とりあえず貼る」「前回と同じ場所に貼る」といった何気ない対応が、効果不十分や皮膚トラブルにつながることも少なくありません。貼付部位や皮膚状態によって薬の効き方が変わるため、看護師が押さえておきたいポイントは意外と多いのです。本記事では、貼付薬を安全に使用するための基本と、現場で役立つ注意点を整理します。
採血は日常的に行われている基本的な検査ですが、スピッツの採取順番を知っていますか?採血方法や添加剤によって採取の順番が決まっており、誤ると検体の混濁や測定値異常につながることも。患者さんの負担を最小限にし、正確な検査結果を得るためにもスピッツの順番を守ることが重要です。今回は日本臨床検査標準協議会「標準採血法ガイドライン」に基づき、採血方法によって異なるスピッツの順番とその理由について解説します。