看護専門学校修了でも放送大学と学位授与機構を活用することで働きながら費用を抑えて学士（看護学）を取得することができます。今回は実際にどのようなキャリアップにつながったのかを教えてもらいました。

【お話を伺った方】

社会人を経て20代に3年制の専門学校を修了し看護師となる。看護師としてのキャリアアップのために通信制大学である放送大学で学士を取得。現在は特定看護師として精神科で勤務。

【 学士を取得して良かったと感じたことは？】

私は、放送大学と学位授与機構を活用して、看護学の学士を取得しました。最初は、看護師が大卒として扱われる条件や必要な手続きに戸惑いもありましたが、放送大学での学習を通じて学士（教養）取得にも挑戦しました。
卒業研究や学修成果レポートの作成は確かに大変でしたが、最終的に放送大学を卒業し学士（教養）と学士（看護学）を取得することで、私のキャリアの選択肢が大きく広がりました。現在では、特定看護師として働き、さらには看護管理者としての道も視野に入れられるようになりました。

放送大学の大きな利点は、働きながら自分のペースで学べることや、費用面での負担を減らせるので安心して学び続けられることです。卒業までは10年間在籍できますので、自分のペースで学べます。私の場合は、特定行為研修が放送大学で受けられるようになり、現在は特定看護師として勤務しています。

　そして、資格取得を目指しながら、幅広い知識を身につけていく中で、看護に対する視野が広がり、患者さんへのアプローチやケアの方法に対する考え方が変わっていきます。

今後は放送大学以外の情報も共有したいと考えています。学士取得を検討している看護師の皆さんに、いくつかの選択肢があることをもっと知っていただきたいですね。

学び続けることは、看護師としての成長にもつながるので、全員が自身のキャリアアップのためにしっかり検討していきたいです。