患者さんに「死にたい」と言われてドキッとした経験はないでしょうか。看護師だとしても言われると不安になったり、混乱したりすると思います。患者さんは並みならぬ辛さを感じているのではないかと考えたり、「本当に死んでしまうのではないか」、「私に話してくれたのだから何とかしないと」と思ったりするかもしれません。そこで、今回は、「死にたい」と言われたときの看護のヒントについてお伝えします。
呼吸器科や救急の場面で遭遇する胸腔ドレナージ。患者の疾患によってドレナージの目的は異なり、観察項目が多岐にわたるため中には苦手と感じる方もいるのではないでしょうか。 今回は胸腔ドレナージの仕組みに焦点を当て解説します。
滅菌手袋を着用した手でうっかり患者さんに触れてしまった」「清潔、不潔の区別がわからない」「本当は無菌操作は苦手」と悩んでいる方へ。 ここでは無菌操作の目的と注意点について、手術室やカテーテル挿入の場面にポイントを絞って解説していきます。
在宅酸素療法中の患者さんの使用酸素量が増えた場合、外出時の携帯用酸素ボンベの節約が課題になります。
外出時間中の必要な酸素を確保するために酸素ボンベが数本必要になってしまい移動がおっくうになる。そんな困った状況になることもあります。
そんな時に使えるのがリザーバー式酸素カニューレです。今回は酸素を節約しながら酸素吸入ができるリザーバー式酸素カニューレについてお伝えします。
患者さんに尿検査を依頼したものの尿量が少なすぎて検査ができなかったり、氏名などの情報がにじんでいて読み取れなかったりということはありませんか?
尿検査にはいくつか注意しなければならないことがあります。患者さんにきちんとポイントを伝えられるよう把握しておきましょう。
糖尿病や薬剤投与の影響で、血糖測定が必要な患者さん。指から血糖測定のための針を指しても血液が出てこなかったことはありませんか?何度も血糖測定をしていると徐々に指の皮膚は厚く固くなっていくので針が入りにくいのです。そこで、指からの血糖測定で測定に必要な血液が出てくるようにするポイントと手技を紹介します。
悪性リンパ腫の2回目の化学療法中の患者。既往に糖尿病があります。
本日は3日目の治療で、トレアキシンを含む抗がん剤の投与が予定されています。
前投薬の点滴を初めて数分後患者さんから、「点滴のところが今も少しピリつくね。でも昨日同じことはあったし大丈夫だよ。」とお話されました。さてあなたはどのようにアセスメントし、どう対応しますか?
がん治療によく用いられる化学療法。投与には準備からレジメンの遵守、投与時の注意点、そして副作用まで理解が必要です。今回はこれらをわかりやすくまとめました。
口の中で張り付いた口蓋苔を剥がそうとして出血させてしまった、喉でゴロゴロしている痰を吸引で取ろうとしたら出血させてしまった、そんな経験はありませんか?
口腔ケアや吸引は自力喀痰できない患者にとって不可欠ですが、苦痛の大きい処置のひとつです。このケアが上手くできれば患者さんに安心を提供することができます。
そんな時の強い味方、モアブラシです。 今回はモアブラシを用いたマッサージから口腔ケアと自力喀痰を促す技術をお伝えします。