患者誤認は回避しなければならない事案のひとつです。高齢者を対象とする場合はとくに聴覚の衰えや認知機能の低下により本人から確認が取れないことも。関わり方を工夫してトラブルを未然に防ぎましょう。
「よくある症状」と思われ、業務的に対応しがちな「便秘」。
本当は個々に原因があり、それによって援助も違うんです。
解っている様でついつい見逃してしまう便秘の原因とその援助について再確認してみましょう。
毎日の「業務」として行いがちな摘便ですが、患者様にとっては大きな苦痛です。
ここで少し、おさらいしてみましょう。
摘便の必要性と患者様本意の摘便について考えていきます。
エンゼルケアは「その人らしさ」を大事にし、どのようなケアが必要か考えましょう。男性でも化粧をすることや必ずしも手を組む必要がないこと、顎を縛るのではなく枕と高くしてタオルを置いて調整しましょう。ご家族に希望を聞き、相談しながら、ときにはご家族にも参加してもらいケアするとよいですね。
心電図モニターアラームは設定次第でアラーム対応の頻度が格段に減ります。アラームが減ると、アラーム時はよりリスクのあるアラームなんではないかと認識できたり、患者ケアに集中できます。今回の3つのポイントは個別性があまりない例なので、実際にアラーム設定するて際は更に深く個別性を考えらアラーム設定をしてみてください!
鼻カニューラで酸素投与中に口呼吸になってしまってSpO₂が維持できない。そんな経験はありませんか?
酸素マスクって圧迫感もあるし、嫌がっちゃう患者さんも多いですよね。あと1~2%だけSpO₂が上がれば…。
そんな時に使える小ワザをご紹介します。
おむつ交換の手技は看護師の知恵や技術の結晶。いかに多量に出ていようとも、きれいに交換できることができれば、患者さんも看護師も負担が少なくてすむ。しかし、無理に変えようとして大惨事になるようなら最初からシーツ交換込みでおむつをかえる気持ちで挑むことも必要。時と場合の状況判断能力もおむつ交換には必要。
「最近患者さんの看護必要度が上がってきたな……」体位変換が必要な患者さんもとっても多いです。
2時間ごとにやるのがルールだけど1日何回やっているんだろう……。
高齢化が進む現在、長期入院による高齢者の褥瘡発生には十分注意したいところです。ただし現場は慢性的な人手不足………