腸ろうは、胃を介さず腸へ直接栄養を届ける経腸栄養法です。胃ろうとは仕組みもケアの注意点も大きく異なり、増設の背景には胃切除後や胃の通過障害、誤嚥リスクの高さなどがあります。初めて担当すると、注入速度の調整、腹部症状の変化、半固形栄養の扱いなど不安になりがちです。本記事では、腸ろうの特徴と安全な注入のための観察項目、トラブル時の対応ポイントを整理します。
シリンジポンプを使用する患者さんでは昇圧剤や鎮静薬など、ハイリスクの薬剤を持続投与していることが多いです。そのため、シリンジ交換の方法によっては、患者さんの命に直結する場合も。投与を中断せずに交換する方法として、並列法(パラレル法)があります。日常的にしている点滴交換とはやり方がちがい、繊細さが必要な方法ですが、仕組みがわかれば安全に行えます。この記事では、並列法(パラレル法)のポイントをわかりやすく解説します。
初めて担当する患者さんで「この方、きちんと飲み込めるかな?」と迷った経験はありませんか?
嚥下評価は本来ST(言語聴覚士)が実施しますが、初回訪問や入院初期など、看護師が最初に観察・判断する場面も少なくありません。
今回は、看護師が安全に嚥下状態を確認するための基本的な観察手順と、報告時のポイントを紹介します。
人工呼吸器のアラーム音で訪室したら、気管切開カニューレが抜けていた —— こんな緊急事態に、あなたはすぐに対応できますか?遭遇したくない状況ですが、看護師として万が一に備え、正しい手順を確認しておきましょう。
CVカテーテルやCVポートと同様、カテーテルの先端が上大静脈に留置されるPICC。では「この患者さんはなぜCVカテーテルではなくPICCを選択するの?」「PICCならではのメリットって何?」など遭遇しやすい疑問を、デメリットとあわせて解説します。
アンプルカットに苦手意識を持っている新人看護師は少なくありません。新人だけでなくあまりアンプルに触れることのない部署に所属していたり、ブランクがあったりするとアンプルカットを難しく感じる人もいるでしょう。この記事ではアンプルカットを正しく安全に行うためのポイントをご紹介します。
手術後の患者さんの足元で、カシャカシャと動く“足首マッサージ機”を見たことはありませんか?
これは「フットポンプ」と呼ばれ、深部静脈血栓症(DVT)を予防するために使われます。
しかし目的や使用中・使用後の注意点を正しく理解していないと、思わぬ事故やトラブルの原因になることも。
今回はフットポンプの役割、観察ポイント、そして私が実際に経験した“うっかりミス”まで、まとめてお伝えします。
末梢静脈ラインとは違い、感染や閉塞などが無ければ基本的に差し替えの必要がないPICC。でも、固定に使う消毒液やテープの貼り方、交換の頻度など、“これでいいのかな?”と自信を持ちにくいケアも多いですよね。今回はその基本を具体的に解説していきます。
「経鼻胃管を入れないといけないのに、どうしても入らない……」そんな経験はありませんか?焦って何度も同じ方法を試しても、うまくいかず患者さんの苦痛が増すだけです。ここでは、入れやすくする工夫とその理由をわかりやすく解説します。