経鼻胃管や胃瘻・腸瘻から薬剤投与をするとき、どのように投与していますか?
簡易懸濁法は、錠剤やカプセルを砕いたり開けたりせずに、ぬるま湯に溶かして経管から投与する方法です。この方法では粉砕や開封を行わないため、薬剤の飛散による健康被害のリスクを抑えることができます。さらに、薬の安定性が保たれ、投与量のロスも防げるのが利点です。ただし、簡易懸濁法に適さない薬剤もあるため、各医薬品の特性を理解した上で実施する必要があります。この記事では、簡易懸濁法のポイントについて解説していきます。
「CVポートって名前は知ってるけど、実はちゃんと仕組みを説明できない…」
そんな経験、ありませんか?
皮膚の下に埋め込まれたこの“見えないルート”、実は仕組みを知っていると観察・ケア・報告の理解度がぐんとアップします。
今回は、CVポートの構造や種類の違いをイラスト付きでわかりやすくおさらいします。
陰部の拭き方、気をつけていますか?
実はその拭き方が、感染リスクや皮膚トラブルの原因になることもあるのです。
陰部ケアはよく行っているケアと同時に、患者さんの清潔を守る大切な手技。
今回は、拭き取りの方向・力加減・声かけのポイントまで、今さら聞けない基本をお伝えします。
「カプセル内視鏡検査って、飲むだけで簡単そう」そんなイメージ、持たれていませんか?
実は、事前の説明から食事制限、装置の取り扱いや排出確認まで、看護師のサポートがとても大切な検査です。
患者さんが安心して検査を受けられるためには、検査の流れを理解したうえで、細かな声かけや観察、準備が必要不可欠。
今回は、カプセル内視鏡検査における看護師の実践ポイントをわかりやすくお伝えします!
「前あきの下着を準備してください」と伝えたら、ご家族から「普通のシャツじゃダメなんですか?」と聞かれて戸惑った…そんな経験はありませんか?
実はこの一言、患者さんの快適さと安全に大きく関わる大切なポイントなんです。
どう伝えれば納得してもらえるのか、メリットや伝え方についてお伝えします。
持続血糖測定器は従来の血糖測定器に比べ身体への侵襲もなく、比較的利用しやすい医療機器ですが、取り扱いに注意が必要な点がいくつかあります。皮膚にセンサーを貼り付けて使用するため貼り方や剥がし方に注意が必要で、皮膚トラブルも気をつけたほうが良いです。機械の誤作動も起こることがあります。この記事では、持続血糖測定器を使用する上で気をつけたいポイントをご紹介します。
医療現場の白、赤、緑と色分けされているコンセントの意味を知っていますか。今や、医療現場において電源なしには業務ができません。さらに、災害時の急な停電は医療機器の停止に直結するため、正しくコンセントを使い分けることが重要です。この記事では、色分けされたコンセントの意味と、使用時の注意点を説明します。
飲みこむ力が弱くなってきた方にとって、食事中の「むせ」はとても大きなリスクです。誤嚥を防ぐために使われる「とろみ」ですが、現場では「思ったようにうまく作れない…」「毎回硬さが違ってしまう…」と感じる新人さんも多いのではないでしょうか。
とろみを正しく使うには、まずとろみの“硬さの違い”を知ることが大切です。日本摂食嚥下リハビリテーション学会による嚥下調整食分類2021を参考にとろみの硬さ、作り方についてお話します。
看護師の業務で日常的に行う採血や点滴挿入。煩雑な業務の合間に行うことや、手順をおろそかにすることで、針刺し事故につながりやすくなります。感染リスクを避けるためにも適切な手順や手技を身につけましょう。