高齢者が入院すると、数日であっても「下肢筋力が低下し歩きにくくなった」という経験を多くの方がされていると思います。
歩くことがままならなくなると、転倒の危険性は一気に高まりADLも急降下します。
そうならないために、ベッドサイドでバランスボールを使って簡単にできる運動をお伝えします。
治療のために患者さんに使用する点滴。準備や実施は看護師が行うことが多いです。あなたは点滴のルート内に気泡がもし入ってしまった時どうしていますか?意外と時間がかかる点滴の気泡の対応を短時間で行うコツを紹介します。
浣腸液や経腸栄養剤など体内に注入するものを温めるというのは学生時代に学習した人は多いでしょう。その保温は本当に必要なのでしょうか。痛みの緩和のために行う保温もありますね。ここでは、保温が必要と言われてきたことが実は不要である場合や保温が必要である場合なぜ保温するのかを紹介したいと思います。
「おしっこが間に合わなくなって衣服や布団を汚してしまうことが増えた」「トイレが心配で外出が億劫になってきた」そんな悩みから紙パンツや紙おむつを使うことを考え始めた時に、紙おむつの種類が多くてどれを選んだらいいのかわからないと迷ってしまった。
「痛み」とひと口に言っても原因は人それぞれ。癌性疼痛や精神的な痛みなどさまざまです。
個人によって痛みの感じ方や部位も異なり、痛みの訴えに対する対応は1つとは限りません。ここでは薬剤使用以外で、私たち看護師ができる痛みの対応についてご紹介します。
弾性包帯や弾性ストッキングは整形領域や手術後に不可欠なアイテムです。弾性包帯は、弾性ストッキングと比べてサイズが合わない場合や、自力での着用が難しい場合、また整形領域の手術後に絶対安静が必要な人に適しています。その他にも、患部の保護やシーネの固定など、幅広い用途があります。また、適度な圧迫によって患部の腫れを抑えるためにも使用されます。適切なサイズを選択することが重要ですので、私が働いている整形外科でのサイズ選択のポイントです。
手術後に浮腫みや血栓予防のために使用する弾性ストッキング。効果が得られるためには、正しい弾性ストッキングの着用が大切です。しかし、身体にフィットする分なかなか装着しづらいため介助におっくうな方もいらっしゃるのではないでしょうか?今回は、弾性ストッキングのスムーズな装着方法を紹介します。
導尿は、感染予防のため清潔操作は必須であり、苦痛や羞恥心に対する患者への配慮も求められます。また、尿閉の解消や検査・処置のために一時的に行うものから、長期的に留置するものまであります。一時的な導尿は、持続的導尿が必要な場合でも、患者自身や家族が手技を覚えることで、間欠導尿で管理している人もいます。今回は一時的な導尿のポイントを解説したいと思います。
坐薬挿入介助における課題や患者の不快感に関する状況はさまざまです。
「坐薬を挿れるときに痛がる患者さんがいてどんな潤滑剤を使えば良いんだろう?」「坐薬を挿れたけど出てきてしまった」など坐薬挿入介助の時に困ったことはありませんか。ここでは、坐薬挿入介助のときに起こりそうな事例をまとめました。