弾性包帯や弾性ストッキングは整形領域や手術後に不可欠なアイテムです。弾性包帯は、弾性ストッキングと比べてサイズが合わない場合や、自力での着用が難しい場合、また整形領域の手術後に絶対安静が必要な人に適しています。その他にも、患部の保護やシーネの固定など、幅広い用途があります。また、適度な圧迫によって患部の腫れを抑えるためにも使用されます。適切なサイズを選択することが重要ですので、私が働いている整形外科でのサイズ選択のポイントです。
手術後に浮腫みや血栓予防のために使用する弾性ストッキング。効果が得られるためには、正しい弾性ストッキングの着用が大切です。しかし、身体にフィットする分なかなか装着しづらいため介助におっくうな方もいらっしゃるのではないでしょうか?今回は、弾性ストッキングのスムーズな装着方法を紹介します。
導尿は、感染予防のため清潔操作は必須であり、苦痛や羞恥心に対する患者への配慮も求められます。また、尿閉の解消や検査・処置のために一時的に行うものから、長期的に留置するものまであります。一時的な導尿は、持続的導尿が必要な場合でも、患者自身や家族が手技を覚えることで、間欠導尿で管理している人もいます。今回は一時的な導尿のポイントを解説したいと思います。
坐薬挿入介助における課題や患者の不快感に関する状況はさまざまです。
「坐薬を挿れるときに痛がる患者さんがいてどんな潤滑剤を使えば良いんだろう?」「坐薬を挿れたけど出てきてしまった」など坐薬挿入介助の時に困ったことはありませんか。ここでは、坐薬挿入介助のときに起こりそうな事例をまとめました。
口腔ケアをしようとして分厚い舌苔と出会ったことはありませんか?
舌苔を無理矢理剥がそうとすると、味蕾を傷つけ出血させてしまうことがあります。
舌苔の原因と、基本的なケアの方法についてお伝えします。
麻痺や廃用症候群で四肢の拘縮が進んでいく患者さんは少なくありません。拘縮が強く、入浴や清拭前後の着脱が難しいと思った経験はありませんか?病衣に袖を通す際に力を入れすぎると骨折や内出血を作るリスクがあるため、ポイントを抑えて簡単に更衣を行いましょう。今回は、拘縮がある患者さんへ簡単に着脱が行えるポイントを紹介します。
病気や手術などで食事を食べることが難しい患者さんへ栄養剤を胃に届ける経管栄養。開始時の確認が意外と多く見落としてしまうことがあります。気づいたらベッドの下が栄養剤まみれに!ということも…。そこで経管栄養を開始する際の注目ポイントを紹介します。
カテーテル挿入介助のとき、「うっかり清潔区域に触れてしまい処置の進行を妨げた」「焦って滅菌物品を取り出し不潔にしてしまった」という経験はありませんか。CVカテーテル挿入介助時は物品の十分な準備と正確な物品の受け渡し、清潔区域と不潔区域を守ることを徹底し、安全で効率的な処置を確実に行いましょう。
夜勤で貴重な休憩時間の仮眠。少ない休憩時間の中でできるだけ仮眠をしっかり取りたいですよね。しかし、仮眠時間になってもなかなか寝付けないことも…。長時間勤務することで疲労が溜まり、集中力が落ちていきます。命を預かる大切な仕事で医療事故を避けて仕事のパフォーマンスを上げるために仮眠は大切です。そこで仮眠の寝付きを良くする方法を紹介します。