糖尿病だけでなく、手術後の方、食事が進まない患者さんで意外と測定しないと低血糖が気付けない、症状が分かりづらく発見が遅れてしまうことがあります。もし低血糖になったらどんな症状が起きるのか、どんな対処が必要か解説していきます。
糖尿病患者さんは、糖尿病足病変を引き起こす可能性があります。末梢神経・知覚神経・自律神経障害が生じやすく、高血糖のため、易感染状態にあります。また、動脈硬化や微小血管障害などが原因となります。足の壊疽や切断を避けるためにも、日頃の足・皮膚の観察とセルフケアがとても重要です。フットケアのポイントを、わかりやすくお伝えします。
酸素吸入療法中の患者さんのケアに欠かせないのが酸素ボンベの取り扱いです。外出や移動の時に携帯する酸素ボンベですが、日常的に取り扱わないと酸素ボンベの交換手順や注意ポイントがわからなくて戸惑ってしまった経験経験はありませんか? 生命維持に直結する酸素療法は緊急時にこそしっかり対応できる必要があります。取り扱いに注意が必要な酸素ボンベについてまとめてみます。
採血時に腕の血管を見てみると全然見えなくて困ったことはありませんか?患者さんに針を刺し、痛みを伴う処置なので、あまり失敗は許されない状況です。そこで迷わずに採血できる血管を探すコツと失敗しないためのポイントを紹介します。
筋肉注射を実施するとき「皮膚はつまむのかな?」「注射後揉んで良いのかな?」と迷うことはありませんか。筋肉注射をする機会が多い人も、そうでない人もふとしたときに疑問がわくかもしれません。今日は筋肉注射を実施するときのポイントを解説します。
病院では針や点滴ボトル、膀胱留置カテーテルなどさまざまな医療物品がありますね。感染防止の観点からそれぞれ廃棄する場所が決まっています。在宅の現場ではどうでしょうか。各家庭に医療廃棄物専用のゴミ箱などはありません。自宅で療養している人が使用した医療廃棄物はどのように取り扱うのかをここで解説していきます。
患者さんに「死にたい」と言われてドキッとした経験はないでしょうか。看護師だとしても言われると不安になったり、混乱したりすると思います。患者さんは並みならぬ辛さを感じているのではないかと考えたり、「本当に死んでしまうのではないか」、「私に話してくれたのだから何とかしないと」と思ったりするかもしれません。そこで、今回は、「死にたい」と言われたときの看護のヒントについてお伝えします。
呼吸器科や救急の場面で遭遇する胸腔ドレナージ。患者の疾患によってドレナージの目的は異なり、観察項目が多岐にわたるため中には苦手と感じる方もいるのではないでしょうか。 今回は胸腔ドレナージの仕組みに焦点を当て解説します。
滅菌手袋を着用した手でうっかり患者さんに触れてしまった」「清潔、不潔の区別がわからない」「本当は無菌操作は苦手」と悩んでいる方へ。 ここでは無菌操作の目的と注意点について、手術室やカテーテル挿入の場面にポイントを絞って解説していきます。