病院で検査や治療の移動で欠かせないのがストレッチャー。安静が必要な方のストレッチャー移乗は、安全かつスムーズに行う必要があります。急を要する場面でも冷静に移乗できるようにベッドからストレッチャーへの安心安全なストレッチャーの移乗方法を紹介します。
発熱や熱感を伴う腫脹に対して行うケアとしてクーリングがあります。病院では医師から解熱剤やクーリングの指示が出ることもありますが、看護師の判断でも行えるケアです。今回は、正しいクーリング方法を紹介します。
NPPV(Non-invasive Positive Pressure Ventilation:非侵襲的陽圧換気)は、呼吸を補助するための重要な機器です。食事中や寝返りの際にマスクがずれたり、空気が漏れたり、また長時間の装着によって皮膚トラブルが発生することがあります。今回は、これらの問題に対する具体的な解決方法をご紹介します。患者さんの快適さと安全を守るためのポイントを詳しく説明します。
NPPVとCPAP、同じマスクタイプの非侵襲的陽圧換気でも使用方法や対象が大きく異なります。NPPVとCPAPはどの疾患が対象なのか、明確に理解できていない方も多いのではないでしょうか。今回は、この2つの違いと適応について詳しく解説させていただきます。
患者さんの状態が急変し、急いで12誘導心電図を取らなければならない場面に遭遇したことはありませんか?
12誘導心電図の繊細な作業に苦手意識を持つ方も多いかと思います。しかし、正しいポイントを押さえれば、スムーズに行うことができます。今回は、そのポイントをお伝えします。
ドレーンは、体内に溜まった血液や膿、空気などを排出するために留置されます。
複数のドレーンが入っていたり、患者さんの体動が多かったりすると何かの拍子に抜けてしまうのではないかと不安になりますよね。
ドレーン管理では、排液の量や性状の観察に加えて、事故(自己)抜去の予防が非常に大切です。
今回は、予期せぬドレーン抜去を予防するためのポイントについて紹介します。
胸腔ドレナージでは、必ず呼吸性移動の観察が必要になります。胸腔ドレナージが入った当初はしっかりと呼吸性移動があったもののがだんだん無くなっていくこともあります。なぜそのようなことがおこるのかについて今回ご説明します。
糖尿病や薬剤投与の影響で、血糖測定が必要な患者さん。指から血糖測定のための針を指しても血液が出てこなかったことはありませんか?何度も血糖測定をしていると徐々に指の皮膚は厚く固くなっていくので針が入りにくいのです。そこで、指からの血糖測定で測定に必要な血液が出てくるようにするポイントと手技を紹介します。
悪性リンパ腫の2回目の化学療法中の患者。既往に糖尿病があります。
本日は3日目の治療で、トレアキシンを含む抗がん剤の投与が予定されています。
前投薬の点滴を初めて数分後患者さんから、「点滴のところが今も少しピリつくね。でも昨日同じことはあったし大丈夫だよ。」とお話されました。さてあなたはどのようにアセスメントし、どう対応しますか?