病院で検査や治療の移動で欠かせないのがストレッチャー。安静が必要な方のストレッチャー移乗は、安全かつスムーズに行う必要があります。急を要する場面でも冷静に移乗できるようにベッドからストレッチャーへの安心安全なストレッチャーの移乗方法を紹介します。
発熱や熱感を伴う腫脹に対して行うケアとしてクーリングがあります。病院では医師から解熱剤やクーリングの指示が出ることもありますが、看護師の判断でも行えるケアです。今回は、正しいクーリング方法を紹介します。
NPPV(Non-invasive Positive Pressure Ventilation:非侵襲的陽圧換気)は、呼吸を補助するための重要な機器です。食事中や寝返りの際にマスクがずれたり、空気が漏れたり、また長時間の装着によって皮膚トラブルが発生することがあります。今回は、これらの問題に対する具体的な解決方法をご紹介します。患者さんの快適さと安全を守るためのポイントを詳しく説明します。
NPPVとCPAP、同じマスクタイプの非侵襲的陽圧換気でも使用方法や対象が大きく異なります。NPPVとCPAPはどの疾患が対象なのか、明確に理解できていない方も多いのではないでしょうか。今回は、この2つの違いと適応について詳しく解説させていただきます。
胸腔ドレナージでは、必ず呼吸性移動の観察が必要になります。胸腔ドレナージが入った当初はしっかりと呼吸性移動があったもののがだんだん無くなっていくこともあります。なぜそのようなことがおこるのかについて今回ご説明します。
呼吸器疾患では熱情報や呼吸異常、血液データが重要です。呼吸回数・音に異常があれば比較・分析が必要。白血球数・CRPで感染兆候を、血液ガスデータで治療調整されます。レントゲンやCTは視覚的異常を発見できます。患者さんの画像と症状を結びつけてみていくことがポイントです。
SPO2モニターはLEDライトと皮膚を通過する受容部で信号と脈波を測定します。装着時は皮膚損傷に注意が必要です。
そして、装着場所は指以外でも選択肢があります。耳や額での測定も可能です。測定位置が変われば患者のQOL向上に寄与します。
普段からSpO₂をどのように調整していますか?高ければ安心だけど、100%をそのままにしていると、
実は危険なことが起こってしまうかも。患者の状態に合わせて適正な酸素量の調整を心がけよう。