カテゴリー「循環器内科」の記事一覧
モニター心電図を使うとき「波形がうまく出ない…」と悩んだことはありませんか?波形がきれいに表示されないと、ノイズが入って不整脈と間違えたり、何度も貼り直すことになったりして困りますよね。
手術後や化学療法の治療中など、心電図モニターは大切な観察ツールです。貼る場所やリードの扱い方を少し工夫するだけで、波形がきれいに表示されやすくなります。今回は、すぐに実践できる電極貼付の5つのコツを分かりやすく紹介します。
患者さんが突然「胸が痛い」と訴えたときどうしますか?急変の場面ではどうすればいいか分からなくなった経験がある方も多いと思います。胸痛が起こった時の観察点は顔面蒼白がないか、意識レベルはどうか、どんな痛みか、どこが痛いか、どのくらい続いているか、胸痛以外の付随している症状を観察します。そして安楽な姿勢をとらせ、バイタルサインを測定する(脈が触れるか確認する)血圧が低ければ下肢挙上、呼吸が苦しい場合は頭部挙上、側臥位を行う。意識がないときは気道確保し心肺蘇生、周りの助けを呼びます。院内放送やコードブルー要請、もし外であれば救急車を呼びます。