カテゴリー「実習サポート」の記事一覧
在宅で認知症の方を支えると、治療や生活の変化によって思いがけない課題に出会います。私が在宅看護実習で経験したのは、認知症看護の中でも「在宅酸素療法の導入」と、それに伴う「火の取り扱い」です。80代の独居女性Aさん。認知症はHDS-R10点以下と重度の独居生活の上に、間質性肺炎の進行により在宅酸素療法が導入されました。
看護実習で「教科書通りにやったのに、なぜかうまくいかない」と感じたことはありませんか?
私もその一人でした。特に印象に残っているのが、COPD患者さんとの関わりでの苦い経験です。
今振り返ると、当時は患者さんの気持ちに寄り添う視点が圧倒的に足りなかった―。成人看護や在宅看護で学んだ今だからこそ気づけたことを、ここでまとめてみたいと思います。