精神科訪問看護で利用者さんと連絡が取れない場合、他者と関わることを拒む状態や精神状態の悪化も考えられます。訪問したことを文書にて投函し、家の外から分かる洗濯ものや水道メーターなどの生活状況の変化を確認しましょう。また、看護師間で情報共有・アセスメントをし、安否不明などで必要な場合は各関係機関と連携を取ることが大切です。
突然やってくる急変対応。気管挿管はスピードが求められる処置です。
だからこそ準備のポイントを知り、環境調整が万全の状態で行えるように日頃からイメージしておくことが大切です。看護師の介助のスキルでリスクを回避することができるんです。
在宅生活で車椅子が必要になった場合は、利用者の身体状態に合った安全な操作ができる車椅子を選びましょう。車椅子を安全に利用するためには段差やドア幅、手すりなど自宅の環境を整えることが大切です。利用者、介助者ともに安全な運転技術を身につけ、必要な介護支援が受けられるよう在宅サービス窓口で相談しながら快適な車椅子生活を実現しましょう。
歯がある人もない人も、口の中はきれいに保っておかなければなりません。歯がないからといって口腔ケアを怠ってしまうと、口の中に雑菌が繁殖し危険な病気を引き起こす可能性もあります。歯がある人にもない人にもおすすめなのがスポンジブラシです。口の中の粘膜が弱っている人や歯がない人には効果的です。スポンジブラシの特徴や使い方を知って、お口の清潔を保ちましょう。
吸入(ネブライザー)は薬液を注入しスイッチを押すだけの簡単な作業ですが、効果的ネブライザーにするにはケアや体位の工夫が必要です。又、副作用症状や注意すべきポイントをおさえ安全に使用しましょう。
萩市民病院様では認知症の患者様などがよりスムーズにナースコールを呼べるように握り押ボタンホルダーを活用しており…
古河赤十字病院様では、院内で使用される医療機器の管理を工夫しています。 病棟に置いてある医療機器が故障している…
患者誤認は回避しなければならない事案のひとつです。高齢者を対象とする場合はとくに聴覚の衰えや認知機能の低下により本人から確認が取れないことも。関わり方を工夫してトラブルを未然に防ぎましょう。
浴槽がまたぎづらくなった、立位保持が難しい方でも安全に入浴できるアイテムとしてバスボードをご紹介します。バスボードは、浴槽をまたぐ時のふらつきや不安を解消してくれ安全に浴槽内に出入りするための福祉用具です。在宅生活で欠かせない入浴は転倒防止や体調管理など安全に配慮した環境整備が大切です