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2023.10.30
名前確認どうしてる?うっかりでは許されない患者間違いを防ぐ方法

在宅では施設に訪問することがたびたびあり、入所されている方は認知機能が低下している方や難聴の方もたくさんおられます。

名前の確認をしても本人から名前が出てこないことも。こちらが「◯◯さんですか?」と尋ねて、間違っていても「はい」とお返事される方もおられます。  病院であればネームバンドで確認が可能ですが、施設ではどのように確認すれば良いのでしょうか。実際の経験をもとに「あるある」をご紹介したいと思います。

ポイントその1. 同姓同名に注意

学生のころから名前の確認は必ずフルネームでと言われてきた人が多いのではないでしょうか。名前を確認するときに苗字だけで確認することは少ないと思います。しかし、フルネームで確認して安心してはいけません。同姓同名の方もいます。漢字に違いがないかなど細かいところも確認しましょう。

ポイントその2.「〇〇さんですか?」「ハイ」はダメ!必ず本人に名乗ってもらう

認知機能の低下している方や難聴の方に「◯◯さんですか?」と聞いてしまうと、間違っていても「ハイ」と返事が返ってくることもあります。かならず「お名前をお願いします」と聞いて、本人に答えてもらうようにしましょう。

ポイントその3.ネームバンドがないときは持ち物で確認

施設の方はネームバンドをつけていません。でも、靴や服に名前が書かれていることがあるので持ち物で確認することも一つです。

ただ場合によっては、間違って人の靴を履いていたり、衣服が汚染されたため施設のものを借りている場合もあります。念のため職員にも確認しましょう。

【まとめ】

・ポイント1.同姓同名に注意。漢字の確認も必要

・ポイント2.本人に名乗ってもらうことが重要

・ポイント3.持ち物で確認するのも手段のひとつ

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