認知症ケアユマニチュードの基本「4つの柱」とは

観察・患者対応
2025.03.23
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ユマニチュードは、フランスで生まれたケア技法で、特に認知症ケアの分野で注目されています。ケアを受ける人の尊厳を守り、安心感を与えることを目的とした方法で、「見る」「話す」「触れる」「立つ」の4つの柱を軸にしています。これらの要素を意識することで認知症ケアがスムーズになります。今回は、ユマニチュードの4つの柱と、それぞれのケアのポイントについて解説します。

ユマニチュード:認知症ケアの基本「4つの柱」

1.見る

目を合わせることは、ケアの基本です。同じ目の高さで接することにより、相手に対する関心と敬意を示し、平等さと親密さを感じさせます。

ケアのポイント:
● ケアを始める前に、相手の視界に自然と入る位置に移動します。
● 近距離で目を合わせることで親密さを、正面からの目線で誠実さを伝えます。

2.話す

相手に敬意を表しつつ、穏やかで肯定的な言葉をかけることが大切です。これにより、安心感と信頼関係が築かれます。

ケアのポイント:
● 低めのトーンで、穏やかに話しかけます。
● はっきりと聞き取りやすい声の大きさで話し、ポジティブな言葉を選びます。

3.触れる

触れることは、ケアの中で常に意識されるべき行動です。広い面積でゆっくり触れることで、優しさが伝わります。

ケアのポイント:
● 体位交換や支援歩行の際に、無意識に相手を掴むのを避け、手のひら全体で優しく触れます。

4.立つ

立つことは人が人らしく機能する上で非常に重要です。トイレや移動時など立つ機会を積極的に見つけ、大切にします。

ケアのポイント:
● 無理なく、できるだけ多く立つ時間を設けます。
● 介助は相手のペースに合わせて行います。

認知症の方々に対する接し方にユマニチュードを意識することで、彼らの尊厳を守り、安心感を提供することが可能になります。日々のケアに活かし、信頼を基にしたより効果的な介護を目指しましょう。

が実施できるよう、今回紹介したポイントをぜひ参考にしてください。

【まとめ】

・「見る」相手の目を優しく見つめて、安心感を伝えます。

・「話す」穏やかな口調で、ポジティブな言葉を意識しましょう。
・「触れる」優しく包み込むように触れることで、信頼関係が生まれます。
・「立つ」無理のない範囲で立つ機会を作ることが人間らしさを支えます。

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