在宅看護において一人暮らしの高齢者の関わりについて悩んだ経験はないでしょうか。家族が遠方にしかいない、そもそも近親者がいない、など事情はさまざまです。人それぞれ生活のこだわりや自身の思いなどがあり、こちらが提案しても受け入れてもらえないこともしばしば。しかし最も重要なのは本人の気持ちです。本人の意思を尊重しつつ必要な介入ができれば良いのではないでしょうか。
私たちが日々の看護の現場で耳にする「しんどい」という言葉の程度や原因はさまざまです。ひと口に「しんどい」と言っても、身体的なものなのか、精神的なものなのか、患者さんによって異なります。患者さんに「しんどい」と言われたときにあなたはどのように訴えを受け止めますか。こちらの固定観念で解釈してしまうのではなく、どのように対応したら良いか一緒に考えていきましょう。
個人防護具(PPE)を着用するとき、エプロンと手袋のどちらを先に着けるべきか迷った経験はありませんか。手順として覚えていても「なぜこの順番なのか」と聞かれると、思わず言葉に詰まることもあるかもしれません。エプロンと手袋の着脱順序には、自分を汚染から守るだけでなく、患者さんへの交差感染を防ぐための明確な根拠があります。順番を誤ると、自分の手や衣服を汚染し、結果として感染拡大につながりかねません。ここでは、エプロンと手袋の着脱時の正しい順番と、その理由をわかりやすく解説します。明日からの看護実践にすぐ活かせるポイントとして、ぜひ参考にしてください。
患者さんに靴下や靴を履かせる際に、巻き爪や肥厚爪が気になった経験はありませんか。着替えの際に爪が引っかかったり、浮いている爪が剝がれないように慎重に介助したり……という経験がある方も少なくないはずです。こうした足のトラブルは見過ごされやすい一方で、痛みや歩行障害を引き起こし、転倒リスクを高める原因にもなります。フットケアは単なる清潔ケアではなく、転倒予防や生活の質(QOL)向上に直結する重要なケアです。ここでは、高齢者に多い足のトラブルを踏まえながら、現場で実践できるフットケアの方法をわかりやすく解説します。明日からの看護にぜひ活用してください。
頻尿や尿失禁がある患者さんに対して、十分なアセスメントとケアが行えていますか?看護記録を振り返ると、バルーン抜去後の排尿確認や尿量の把握など、出ていないことに対する観察や記録は丁寧に行われている一方で、頻尿や尿失禁については事実の記録のみで終わっているケースも少なくありません。排尿ケアは、患者さんの生活の質を大きく左右する重要なケアのひとつです。そのため、なぜ起きているのかを考えたアセスメントが欠かせません。この記事では、排尿アセスメントの基本である観察のポイントと、残尿測定(腹部エコー)の活用法について、わかりやすく解説します。明日からの看護にぜひ活かしてみてください。
ナースコール対応に悩んだ経験はありませんか。優先順位を考えながら丁寧に対応したいと思っていても、複数のコールが重なったり、何度も呼ばれたりと、思うようにいかないのが現場の実際です。この記事では、ナースコール対応に「うまくいかない」と感じる理由や、その背景にある難しさについて、現場の視点から整理していきます。
忙しい中でつい後回しになりがちな環境整備。その小さな後回しが、皮膚損傷につながることがあります。今回は、現場でよくある圧迫の落とし穴と予防のポイントをお伝えします。
日々の中心静脈カテーテル(CVカテーテル)管理で「このやり方で本当に感染は防げているのかな」と感じたことはありませんか。毎日同じ手順でケアしていても、忙しい業務の中で一つ一つの手順を根拠まで確認しながら実施するのは難しいものです。CVカテーテルは患者さんの治療に欠かせない一方で、管理が不十分だと感染のリスクにつながることがあります。今回は、CVカテーテル感染を防ぐために押さえておきたい観察と管理のポイントを解説します。ぜひ、明日からの現場で実践してみてください。
MRSAと聞くと「必ず個室隔離」「すべて接触予防策」と考えてしまいがちではないでしょうか。現場で対応に迷った経験がある方も多いと思います。実際の現場では、MRSAだから隔離ではなく、拡散リスクがあるかどうかで判断するのが重要です。
この記事では「どこまで対策すればいいの?」「個室があいていないときはどうするの?」などの疑問を元に、MRSAの感染対策の基本と現場で迷わない判断基準をわかりやすく解説します。