新人看護師として初めての配属先で、申し送りの内容が頭に入りきらず処置の流れも物品の場所も覚えきれないまま、一日が過ぎていく。職場に立てば「一人の看護師」として見られる現実と、自分の未熟さとの間で揺れる——そんな焦りを感じていませんか。新人看護師が感じる不安は、能力の問題ではなく「できなくて当たり前」の時期だからこそ生まれるものです。この記事では、新人看護師が4月に感じやすい不安の正体と、その向き合い方を紹介します。
病院で輸血をする場面は病棟だけではありません。血液内科の患者さんや悪性腫瘍で慢性貧血の患者さん、婦人科疾患の患者さんなどは、外来で輸血を行うことがあります。病棟とは看護体制や観察のポイントが異なるため、手順に不安を感じる方も多いのではないでしょうか。今回は、外来で輸血をする際の4つのポイントをご紹介します。
患者さんに術後せん妄が起こると、急な興奮や混乱に戸惑い、声のかけ方や対応に困ってしまうことは少なくありません。術後せん妄が起きているとわかったら、看護師に求められるのは「原因を考えること」よりもまずは「この患者さんの安全をどう守るか」です。今回は、術後せん妄が起こった際に実際にどのように患者さんへ対応するべきかを解説します。現場ですぐに実践できますので、ぜひ参考にしてみてください。
新人時代、申し送りがものすごく苦手でした。自分では情報収集をきちんとして、話す内容もまとめ、完璧だと思っていても、いざ申し送りが始まると先輩から鋭い指摘の嵐……。そのたびに、指摘に回答できず黙り込んでしまうことが多かったのを覚えています。当時の私は、申し送りの本当の意味を理解できていませんでした。15年以上看護師として働いてきたからこそわかる「申し送りの重要性」についてお話します。
術後せん妄は、手術後の患者にしばしば見られる意識の混乱状態で、早期に気づくことで症状の悪化や事故を防ぐことができます。しかし、初期症状は「いつもより反応が鈍い」「なんとなく落ち着きがない」など、見過ごされることも多く、注意深い観察が必要です。本記事では、早期発見に重要なポイントをわかりやすく解説します。
採血は日常的に行われている基本的な検査ですが、スピッツの採取順番を知っていますか?採血方法や添加剤によって採取の順番が決まっており、誤ると検体の混濁や測定値異常につながることも。患者さんの負担を最小限にし、正確な検査結果を得るためにもスピッツの順番を守ることが重要です。今回は日本臨床検査標準協議会「標準採血法ガイドライン」に基づき、採血方法によって異なるスピッツの順番とその理由について解説します。
術後せん妄は、発症すると患者さんの治療や安全を阻害する可能性があるため、看護師が対応に困る場面も少なくありません。しかし、術後せん妄は「起こってから対応するもの」ではありません。身体的・環境的・心理的ストレスが重なって発症するため、看護師が周手術期に細やかなケアを行うことで発症率を下げることが可能です。そこで今回は、現場ですぐ実践できる看護師にできる対策を4つご紹介します。
学生のころ、在宅の看護実習で体験したことです。私は便秘のある認知症患者さんに浣腸を試みましたが、痛みや不安感からか強く拒否され、苦戦しました。当時の私はケアを順調に進められない自分に苛立ちやケアを受け入れてもらえないことに焦りを感じていました。認知症の患者さんに関わる中で、何が大切なのか、どう患者さんに対応すれば良かったのか、十数年経験を積んだ今ならわかる気がします。今回は「認知症患者さんの排便ケア」についてお話をしましょう。
術後せん妄ってなに?なぜ急に起こるの?といった疑問はありませんか。術後せん妄は、手術や麻酔、身体的・精神的ストレスなどをきっかけに、一時的に意識や認知が混乱する状態です。夜間に不穏症状が出現したり、点滴を抜去しようとしたり、暴れたりなど、対応に苦慮することも少なくありません。今回は、術後せん妄とはなにか、なぜ起こるのか、について解説します。