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2024.05.19
大人用紙おむつの種類と失敗しない選び方

「おしっこが間に合わなくなって衣服や布団を汚してしまうことが増えた」「トイレが心配で外出が億劫になってきた」そんな悩みから紙パンツや紙おむつを使うことを考え始めた時に、紙おむつの種類が多くてどれを選んだらいいのかわからないと迷ってしまった。

大人用紙おむつを初めて購入する時に種類の多さに驚く方の声をよく聞きます。生活リズムや身体の状態に合わせた紙おむつの選び方をご紹介します。

生活にあった紙おむつを選んで毎日を快適に過ごしましょう。

1.紙おむつのタイプの違いを知る

①パンツタイプ

ひとりで歩くことができて、初めて大人用紙おむつを使用される方は、履きやすく動きやすい薄型タイプが最適です。下着のような感覚で体にフィットするので、比較的抵抗なく使用できるタイプです。 失禁があった際にすぐに取り換えられる方におすすめです。

歩くのに介助が必要な方や頻繁なパンツの履き替えができない場合に安心な長時間タイプのパンツもあります。吸収量を目安にして選びましょう。

また、すっきり形状で足の出し入れがしやすく、ご自身で交換するためのリハビリを応援するリハビリパンツもあります。
体の状態や介護が受けられる状況によって使いやすいものを選びましょう。

②テープタイプ

トイレに行くことができず排泄に全介助が必要な方は、交換しやすさと安心を備えたテープタイプの大人用紙おむつがおすすめです。おむつの前後をテープで留める形なので、寝たままの状態でも取り換えられ、寝て過ごすことが多い方に向いています。 介護状況により、交換頻度が多くない場合には、テープ止めタイプの紙おむつに、尿取りパッドを合わせた2重の使い方がおすすめです。

③パッド

尿取りパッドは、紙パンツやテープタイプの中に敷いて使います。汚れたらパッドを取り替えるだけなので、交換の負担が軽くなります。また、アウターを毎回交換するよりも経済的です。

④フラットタイプ

軟便もれなどの汚染から衣服や寝具を守る広範囲に使えるフラットタイプ。吸収量や薄さ、広さなどの違いで種類も多いのでさまざまな用途があります。

2.紙オムツを選ぶ時のポイント

①ひとりでトイレまで歩くことができる?

トイレまで歩くことができる、紙パンツの交換が自分でできる方は、パンツタイプの紙おむつを選びましょう。

寝て過ごすことが多く、紙おむつの交換には介護が必要な方はテープタイプの紙おむつを選びましょう。

②交換頻度は?吸収量は合っている?

生活スタイルや介護状況により紙おむつの交換頻度が少ない場合には、長時間用の吸収量の多い紙おむつや尿パッドを選びましょう。

③サイズはあっている?

紙おむつはジャストサイズが最適です。大きすぎでも小さすぎても尿漏れや皮膚トラブルなどの原因になるので体にあったサイズを選びましょう。

④肌トラブルはないか?肌にあっているか?

紙おむつや尿パッドは、種類やメーカーにより素材や通気性が異なります。肌への刺激が少なく長時間の使用でも肌トラブルが起きないものを選びましょう。

【まとめ】

大人用紙おむつの種類と失敗しない選び方のポイントは
①大人用紙おむつのタイプを知る(パンツタイプ・テープタイプ・パッド・フラット)
②失敗しない選び方のポイント
・ひとりで歩くことができるか?
・紙おむつの交換頻度と吸収量はあっているか?
・サイズはあっているか?
・肌トラブルはないか?
 生活リズムや身体の状態にあった紙おむつを選んで毎日を快適に過ごしましょう。

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