共通看護
ストーマケアで多くの人が悩むのが、ストーマ周囲の皮膚トラブルです。
発赤やただれが起こると、痛みだけでなく装具の密着不良や漏れにつながり、皮膚トラブルをさらに悪化させてしまいます。
ストーマ周囲の皮膚を守るために大切なのは、トラブルが起きないための「予防」と、ただれてしまったあとに悪化させない「対応」です。
今回は、日常のストーマケアで意識したい皮膚トラブル予防のポイントと、ただれてしまった際の初期対応を整理します。
国家試験対策
慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉の問題で、
「労作時に息が苦しい → 酸素が足りない → 酸素流量を増やす」
と考えを選んでしまった経験はありませんか。
実際、この第107回午後63問は、典型的な“ひっかけ問題”です。
しかし問われているのは、酸素投与そのものではなく、COPD患者の息苦しさの“原因”をどう捉えるかという視点。
なぜ「 酸素流量を増やす」を選びたくなるのか、そしてなぜ不正解なのかを、病態から整理していきましょう。
国家試験対策
脳梗塞の高齢者で「口の中に食べ物が残る」と聞くと、「一度に食べる量が多いのではないか」という考えからつい食事量を減らせば良いと判断してしまう人は少なくないでしょう。
口腔残渣が起こる原因は、食べる量だけでなく、嚥下機能の低下や咀嚼能力の問題などさまざまな要素が関係しています。ここで問われているのは食べる量の検討ではなく、口腔残渣が起こる原因をどうアセスメントするかという視点です。嚥下の仕組みを理解したうえで、残渣の原因に応じた対応が重要となります。
業務
点滴作成時に起こる「コアリング」。名前は聞いたことがあっても、なぜ危険なのか、どう防ぐのか自信がない人は多いはずです。コアリングは目に見えにくい異物混入であり、患者さんの安全に直結します。この記事では、押さえておきたいコアリングの基本から、実践的な予防ポイントまでを整理して解説します。
実習サポート
小児実習は、成人や老年実習とは違い、何を看護ケアとして関わればよいのか迷いやすい実習です。退院までの期間が短く、計画を立てる時間がなかったり、付き添いの家族がケアを行っていたりすると、「何もできなかった」と感じてしまうこともあります。
これは、小児実習で立ち止まってしまった学生時代の体験を今の視点で振り返った記録です。
観察・患者対応
術後せん妄は、手術後の患者にしばしば見られる意識の混乱状態で、早期に気づくことで症状の悪化や事故を防ぐことができます。しかし、初期症状は「いつもより反応が鈍い」「なんとなく落ち着きがない」など、見過ごされることも多く、注意深い観察が必要です。本記事では、早期発見に重要なポイントをわかりやすく解説します。
業務
新人看護師時代、誰しも一度は冷や汗をかくような失敗を経験するものです。
この記事では、私が新人時代に経験した中心静脈カテーテル(CVC)閉塞のインシデントについて紹介します。中心静脈カテーテルは、その仕組みや管理上の注意点を理解していないと、大きなトラブルにつながる可能性があります。中心静脈カテーテル挿入中の患者さんを受け持った経験が少ない看護師さんは、ぜひ今後の参考にしてください。
実習サポート
在宅看護実習で担当したがんターミナルの患者さんとその家族。在宅看護では、患者さんだけではなく、介護をしている家族支援も重要です。看護学生の私は介護疲れの家族へどのような言葉がけをすれば良いかわからず悩みました。在宅の現場に身を置き、多数のターミナル事例に関わってきた今ならわかる気がします。今日は在宅看護における家族の疲れた心への寄り添い方をお話ししたいと思います。
実習サポート
学生の頃、老年看護の実習で高齢患者さんの食事介助に関わりました。教科書通りのポジショニングを行い、私はそれで十分だと思っていました。しかし看護師として働くなかで、教科書通りのポジショニングを行うことが正解ではなく、患者さんそれぞれの疾患や体格などに合ったポジショニングを考える必要があることに気づきました。当時を振り返り、食事介助時のポジショニングの工夫について考えてみたいと思います。