浣腸液や経腸栄養剤など体内に注入するものを温めるというのは学生時代に学習した人は多いでしょう。その保温は本当に必要なのでしょうか。痛みの緩和のために行う保温もありますね。ここでは、保温が必要と言われてきたことが実は不要である場合や保温が必要である場合なぜ保温するのかを紹介したいと思います。
「おしっこが間に合わなくなって衣服や布団を汚してしまうことが増えた」「トイレが心配で外出が億劫になってきた」そんな悩みから紙パンツや紙おむつを使うことを考え始めた時に、紙おむつの種類が多くてどれを選んだらいいのかわからないと迷ってしまった。
「痛み」とひと口に言っても原因は人それぞれ。癌性疼痛や精神的な痛みなどさまざまです。
個人によって痛みの感じ方や部位も異なり、痛みの訴えに対する対応は1つとは限りません。ここでは薬剤使用以外で、私たち看護師ができる痛みの対応についてご紹介します。
弾性包帯や弾性ストッキングは整形領域や手術後に不可欠なアイテムです。弾性包帯は、弾性ストッキングと比べてサイズが合わない場合や、自力での着用が難しい場合、また整形領域の手術後に絶対安静が必要な人に適しています。その他にも、患部の保護やシーネの固定など、幅広い用途があります。また、適度な圧迫によって患部の腫れを抑えるためにも使用されます。適切なサイズを選択することが重要ですので、私が働いている整形外科でのサイズ選択のポイントです。
手術後に浮腫みや血栓予防のために使用する弾性ストッキング。効果が得られるためには、正しい弾性ストッキングの着用が大切です。しかし、身体にフィットする分なかなか装着しづらいため介助におっくうな方もいらっしゃるのではないでしょうか?今回は、弾性ストッキングのスムーズな装着方法を紹介します。
悪性リンパ腫の2回目の化学療法中の患者。治療後のCTの結果肺に転移が見られ放射線療法も追加されました。放射線療法30回実施予定中20回終了後、患者さんから「なんだか背中だけ少しヒリヒリするかな。でも治療っていっても寝ているだけだし。あとは変わりないよ」と話されています。
さて、この状況患者さんにはどんなことがおきているでしょうか?そして、どういうケアを行いますか?
臀部にドレッシング材を貼る際、ドレッシング材がうまく貼れず、クチャクチャになったり、尿や便ですぐに剥がれてしまうことはありませんか。
ここでは、剥がれにくい臀部へのドレッシング材の貼り方を解説します。
自分で身体を動かせない時、身体の歪みや衣類や寝具のシワは、たとえわずかでも不快で辛いものです。オムツ交換の時に寝衣がまくれてしまったり、発赤や深いしわが皮膚に刻まれていると、悲しくなることもありますね。
臥床している方には様々な処置やケアを行いますが、その後も気持ちよく過ごせるように、整える技術をお伝えします。
新生児集中治療室では早産児や低出生体重児など哺乳力の弱い赤ちゃんを目にする機会が多くあります。必要量を飲ませることができず落ち込んだ経験がある人は多いでしょう。
赤ちゃんの負担を減らす瓶授乳のコツと乳首選択のポイントをお伝えします。これで「赤ちゃんが疲れて必要量が飲みきれない」なんてことがなくなるはずです。