実習サポート
実習中、患者さんの治療が突然変更になり、戸惑った経験はありませんか。
私は、血液内科の実習で、悪性リンパ腫の患者さんを受け持った際、治療内容が変わった理由を理解できないまま、立ち尽くしてしまいました。患者さんの不安を前に、何もできない自分が情けなくなったことを今もしっかりと覚えています。今回は、そんな苦い経験から学んだ「学生だからこそできる向き合い方」をお話しします。
業務
臨床現場で新人看護師さんが最初にぶつかる課題のひとつが、医師や先輩看護師への報告です。患者さんの状態を正確かつ迅速に伝える力は安全で質の高い看護の基本ですが、「何を、どう整理して伝えればいいのか」と迷う人も多いでしょう。特に急変時は焦りが伴いやすく落ち着いた報告が難しくなります。今回は、新人看護師さんがすぐに活用できる報告の定番ツール「SBAR」について基本から実践的な使い方まで分かりやすく解説します。
業務
貼付薬は、皮膚から薬剤をゆっくり吸収させ、一定の効果を保つために使われる製剤です。フェントステープ、ジクトルテープ、ホクナリンテープなど種類はさまざまですが、貼付方法の基本は共通しています。一方で、「とりあえず貼る」「前回と同じ場所に貼る」といった何気ない対応が、効果不十分や皮膚トラブルにつながることも少なくありません。貼付部位や皮膚状態によって薬の効き方が変わるため、看護師が押さえておきたいポイントは意外と多いのです。本記事では、貼付薬を安全に使用するための基本と、現場で役立つ注意点を整理します。
実習サポート
実習中の看護学生なら、誰もが頭を悩ませる看護計画の立案。睡眠時間を削って計画を立てたのに「個別性がない!」と言われて、途方に暮れた経験はありませんか?
この記事では、筆者が白血病患者Aさんとの出会いを通して学んだ、その人らしさを看護計画に反映するコツを紹介します。
呼吸器内科
先輩看護師から「Aさんの酸素を5L/minから3L/minに下げたから、もう蒸留水(加湿)は要らないよ」と言われたけれど「なぜ3L/minだと加湿が不要なのか」をきちんと説明できますか?ルールとしてわかっていても、理由をきちんと理解できないと、後輩に質問された時に応えられず焦ることになりかねません。この記事では酸素3L/min以下で加湿が不要な理由を解説していきます。
国家試験対策
2025年第114回看護師国家試験で正答率が低かったとされている午前85番。肝細胞癌に関する出題ですが、正答率は衝撃の9.7%でした。多くの受験生が「黄疸の時期」や「腫瘍マーカー」の選択肢に惑わされ、涙をのんだ一問です。しかし、問われているのは奇問ではなく基礎知識の正確な理解。なぜこれほど正答率が低かったのか、その「つまづきポイント」と攻略法を徹底解説します。
実習サポート
SpO₂の正常値は96〜99%と習っていても、受け持ち患者さんのモニターが100%だとつい安心してしまいませんか。100%=理想と思いがちで、酸素流量が本当に適正かまでは意識が向かない…。そんな思い込みから、看護実習でアセスメントが十分にできずにいた場面から、看護の深さを学んだことを振り返ります。
国家試験対策
2025年の「第114回看護師国家試験」で、正答率が低かった問題の一つに「ヘリコバクター・ピロリ感染症」についての問題がありました。正答率9.4%だったこの問題を、わかりやすく解説していきます。
観察・患者対応
採血は日常的に行われている基本的な検査ですが、スピッツの採取順番を知っていますか?採血方法や添加剤によって採取の順番が決まっており、誤ると検体の混濁や測定値異常につながることも。患者さんの負担を最小限にし、正確な検査結果を得るためにもスピッツの順番を守ることが重要です。今回は日本臨床検査標準協議会「標準採血法ガイドライン」に基づき、採血方法によって異なるスピッツの順番とその理由について解説します。