アンプルは薬を封入したガラス容器で、アンプルカットは手でアンプルを切る作業です。
アンプルの特徴は尖った先端とくびれたカット部分で、目印は線や点で表示されます。
アンプルカットの際は、薬液の先端に気を付けつつ、アルコールで消毒し、カット部分を保護しながら行います。
手順には利き手の親指を添えるなどの注意点があり、慎重に力を加えてカットすることで怪我をふせぐことができます。
多忙でマルチタスクを強いられる病院や施設においてタイムマネジメントするのにとても役立つのがタイマー。
処置等業務の事前やマルチタスクになった時、点滴の途中経過を確認するために使用する時、自分の仕事の速度やキャパをしらべらるために有効です。状況によってヘルプを出す判断材料にもなり得ますので有効に使いましょう。
患者の右側臥位への体位変換手順は
1. 患者に声かけをし、自力でできる範囲での協力を促す。
2. 顔を右に向ける。
3. 右手が下にして手の指先が肩につく位置で両手を胸の上でクロスさせる。
4. 両が拳程度開くように膝を立て、左の足を身体の外側にずらす。
5. 患者がベッドを踏むと、臀部が上昇、自然に体が右に向く。その後、左手で右のベッド柵を掴んで体を引き寄せる。
自力でできない患者には、介助者が両膝を立てて右に傾けると、上半身も自然に右に傾く。拘縮のある患者にも適用可能です。身体に優しい科学的アプローチをしましょう。
患者誤認は回避しなければならない事案のひとつです。高齢者を対象とする場合はとくに聴覚の衰えや認知機能の低下により本人から確認が取れないことも。関わり方を工夫してトラブルを未然に防ぎましょう。
毎日の「業務」として行いがちな摘便ですが、患者様にとっては大きな苦痛です。
ここで少し、おさらいしてみましょう。
摘便の必要性と患者様本意の摘便について考えていきます。
おむつ交換の手技は看護師の知恵や技術の結晶。いかに多量に出ていようとも、きれいに交換できることができれば、患者さんも看護師も負担が少なくてすむ。しかし、無理に変えようとして大惨事になるようなら最初からシーツ交換込みでおむつをかえる気持ちで挑むことも必要。時と場合の状況判断能力もおむつ交換には必要。
「最近患者さんの看護必要度が上がってきたな……」体位変換が必要な患者さんもとっても多いです。
2時間ごとにやるのがルールだけど1日何回やっているんだろう……。
高齢化が進む現在、長期入院による高齢者の褥瘡発生には十分注意したいところです。ただし現場は慢性的な人手不足………
「また◯◯さん横漏れしてる!尿量が多いからパット重ねておこう。」「パットを重ねるなら少し大きめのおむつの方が良…