アンプルカットに苦手意識を持っている新人看護師は少なくありません。新人だけでなくあまりアンプルに触れることのない部署に所属していたり、ブランクがあったりするとアンプルカットを難しく感じる人もいるでしょう。この記事ではアンプルカットを正しく安全に行うためのポイントをご紹介します。
『あなたのケアで皮膚が裂けるかも⁉︎ 知っておくべき“スキンテア”の基本と予防法』では、スキンテアの原因と予防についてお伝えしました。
スキンテアは予防が何より大切ですが、現場では完全に防げないこともあります。発生直後の正しい対応が、その後の回復や再発防止に重要です。
今回は、スキンテアが発生した際の初期対応と、その後のケア方法についてお伝えします。
「小児の家族との関わり方って、どうしてこんなに難しいのだろう……」と感じたことはありませんか?子どもや親御さんの言葉の裏にある気持ちを汲み取れず、どう対応したら良いか分からなくなるのは、誰もが経験する悩みかもしれません。
私自身も、子育てと小児看護の両方を経験したからこそ気づいた、患者さんやご家族との心をつなぐヒントをお伝えします。
手術後の患者さんの足元で、カシャカシャと動く“足首マッサージ機”を見たことはありませんか?
これは「フットポンプ」と呼ばれ、深部静脈血栓症(DVT)を予防するために使われます。
しかし目的や使用中・使用後の注意点を正しく理解していないと、思わぬ事故やトラブルの原因になることも。
今回はフットポンプの役割、観察ポイント、そして私が実際に経験した“うっかりミス”まで、まとめてお伝えします。
末梢静脈ラインとは違い、感染や閉塞などが無ければ基本的に差し替えの必要がないPICC。でも、固定に使う消毒液やテープの貼り方、交換の頻度など、“これでいいのかな?”と自信を持ちにくいケアも多いですよね。今回はその基本を具体的に解説していきます。
尿器の片づけ、ウロバッグやポータブルトイレの処理…。こうした排尿ケアの一コマは実は全身状態の変化をいち早く察知できる大切な観察の場面でもあります。
「毎日出ているから大丈夫」「色も量もいつも通りに見えるから問題ない」と流してしまうと、腎機能低下や尿路感染症、脱水など重大な疾患のサインを見逃すことにつながります。ここでは、尿の「色」「量や回数の変化」「見落としやすい異常」に注目し、現場での観察とケアの工夫を紹介します。
「経鼻胃管を入れないといけないのに、どうしても入らない……」そんな経験はありませんか?焦って何度も同じ方法を試しても、うまくいかず患者さんの苦痛が増すだけです。ここでは、入れやすくする工夫とその理由をわかりやすく解説します。
医療・介護現場で深刻化するカスタマーハラスメント(カスハラ)。現場で働く私たちが、いざという時に自分を守るための具体的な対応方法と心構えについて解説します。
人工鼻は、挿管や気管切開をしている患者にとって、欠かせない医療機器です。
使用方法を誤ると患者を危険に晒す可能性があるため、初めて取り扱う際には人工鼻の構造や禁忌事項について、必ずチェックしておきましょう。
この記事では、人工鼻の役割と使用中に注意すべきポイントについて解説します。