実は重要な意味がある!色でわかる医療用コンセントの正しい選び方

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2025.07.21
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  医療現場の白、赤、緑と色分けされているコンセントの意味を知っていますか。今や、医療現場において電源なしには業務ができません。さらに、災害時の急な停電は医療機器の停止に直結するため、正しくコンセントを使い分けることが重要です。この記事では、色分けされたコンセントの意味と、使用時の注意点を説明します。

1.病院のコンセントの色の種類と意味

白色のコンセント:停電時は電力の供給が止まります。家庭で使われているコンセントと同じで、通常の電気供給です。例えばプリンターなど事務用の機器、使用していない医療機器の充電などに使用します。

赤色のコンセント:停電が発生した場合、自家発電設備などから電力が供給されますが、商用電源から非常電源への切りかえ時と、復電時は数秒から数十秒程度の電力が途絶えます。

一般非常電源は40秒以内に、特別非常電源は10秒以内に復旧。

一時的に電源が途絶えても影響のない医療機器が対象です。例えば、バッテリーが内蔵されている生体モニターや輸液ポンプ、バッテリー内蔵の一部の人工呼吸器などです。

緑色のコンセント:これは無停電非常電源(UPS)に接続されています。停電が発生しても途絶えることなく電力が供給され、一定時間電力を供給し続けられます。

生命維持管理装置や優先度の高い医療機器はこちらを選択します。バッテリーが内蔵されている場合でも、人工呼吸器は可能な限り緑コンセントを使用しましょう。高・低体温維持装置や新生児保育器は内蔵バッテリーが搭載されていないことが多く、緑コンセントを選択します。

判断のポイントはバッテリーが内蔵されているかどうかです。またバッテリーの稼働時間を確認する必要があります。

2.医療機器を使っていなくても充電しておく必要性

多くの小型医療機器(輸液ポンプ、シリンジポンプ、モニターなど)には、内蔵バッテリーが搭載されています。これは、停電や移動の際に一時的に電源が途絶えても、機器が動作を継続できるようにするためです。

普段使用していない医療機器であっても、そのまま放置すると放電してしまいます。いざという時に使用できず、バッテリーの寿命も縮めてしまう可能性があります。

そのため、使用していないときも充電を行い、常に使用可能な状態を保つようにしましょう 。

※医療用コンセントの運用方法は、病院ごとにルールが異なる場合があります。必ず、所属する病院、施設、部署でのルールを確認するようにしましょう。

【まとめ】

  • 1.白は通常電源、赤は非常電源(10〜40秒の途絶あり)、緑はUPSで無停電供給。機器に応じて使い分ける。
  • 2.医療機器は未使用時も充電し、バッテリー切れや劣化を防ぐ。
  • 3.病院ごとに運用方法が異なるため、所属先のルールを必ず確認する。

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