「クリニカルラダーの目標、立派なことを書かなきゃ」とプレッシャーを感じてはいませんか?実は、日本看護協会(JNA)が示すクリニカルラダー1の基準は、とてもシンプル。それは「助言をもらいながら、安全に一歩ずつ進むこと」です。この記事では、新人看護師が迷いがちな目標の書き方を徹底解説。自分のスキルアップを病棟目標や係活動とリンクさせ、そのまま提出できる具体例も紹介します。コツを掴んで、今のあなたにしか書けない目標を完成させましょう。
クリニカルラダーとは

看護師の臨床実践能力を段階的に示した指標です。日本看護協会(JNA)は、あらゆる現場で共通の土台となる実践能力を「ニーズをとらえる力」「ケアする力」「協働する力」「意思決定を支える力」の4つに定義しています。
1年目が意識すべき「組織の視点」

新人看護師の目標設定において、自身のスキルアップと同じくらい重要なのが、病棟目標との連動。1年目の役割は、助言を得ながら、標準的な看護を安全に実践することです。この役割を病棟の重点課題(安全、接遇、感染等)と結びつけることで、組織に貢献する姿勢を明確に示せます。
1. ニーズをとらえる力・ケアする力
個人の手技習得を、病棟目標の柱である「医療安全」や「感染対策」に直結させます。
具体例:「9月末までに、技術チェックリストのA項目を全て合格し、先輩の立ち会いなしで安全に看護技術を実践する」「6月末までに、感染経路に応じた個人防護具の正しい着脱法を身に付け、院内感染ゼロに貢献する 」
2.協働する力
チームや配属された係・委員会での役割を達成可能な行動に落とし込みます。
具体例:「〇〇係として、毎月20日までに在庫点検を完結し、病棟業務の円滑な運営を支える」
3. 意思決定を支える力
患者さんの意向を汲み取り、チームへ繋ぐプロセスを重視します。
具体例:「オープンクエスチョンを用いて患者の本音を引き出し、カンファレンスでは必ず1回以上発言して、チームのケア方針に反映させる」
ラダー1の目標は立派なことを書かなくて大丈夫。等身大の目標こそが、あなたを確実に成長させてくれます。まずは今日からできる小さな一歩を、自信を持って書き出してみませんか?
まとめ
・クリニカルラダーは看護師の臨床実践能力を示した指標
・新人看護師は助言を得ながら安全に看護を実践することが基本
・期限と具体的行動を明記する
・自分のスキルアップを病棟目標や係活動とリンクさせる
・JNA(日本看護協会)の「4つの力」を軸に考える



