小児実習は、成人や老年実習とは違い、何を看護ケアとして関わればよいのか迷いやすい実習です。退院までの期間が短く、計画を立てる時間がなかったり、付き添いの家族がケアを行っていたりすると、「何もできなかった」と感じてしまうこともあります。
これは、小児実習で立ち止まってしまった学生時代の体験を今の視点で振り返った記録です。
在宅看護実習で担当したがんターミナルの患者さんとその家族。在宅看護では、患者さんだけではなく、介護をしている家族支援も重要です。看護学生の私は介護疲れの家族へどのような言葉がけをすれば良いかわからず悩みました。在宅の現場に身を置き、多数のターミナル事例に関わってきた今ならわかる気がします。今日は在宅看護における家族の疲れた心への寄り添い方をお話ししたいと思います。
学生の頃、老年看護の実習で高齢患者さんの食事介助に関わりました。教科書通りのポジショニングを行い、私はそれで十分だと思っていました。しかし看護師として働くなかで、教科書通りのポジショニングを行うことが正解ではなく、患者さんそれぞれの疾患や体格などに合ったポジショニングを考える必要があることに気づきました。当時を振り返り、食事介助時のポジショニングの工夫について考えてみたいと思います。
実習中、患者さんの治療が突然変更になり、戸惑った経験はありませんか。
私は、血液内科の実習で、悪性リンパ腫の患者さんを受け持った際、治療内容が変わった理由を理解できないまま、立ち尽くしてしまいました。患者さんの不安を前に、何もできない自分が情けなくなったことを今もしっかりと覚えています。今回は、そんな苦い経験から学んだ「学生だからこそできる向き合い方」をお話しします。
実習中の看護学生なら、誰もが頭を悩ませる看護計画の立案。睡眠時間を削って計画を立てたのに「個別性がない!」と言われて、途方に暮れた経験はありませんか?
この記事では、筆者が白血病患者Aさんとの出会いを通して学んだ、その人らしさを看護計画に反映するコツを紹介します。
2025年第114回看護師国家試験で正答率が低かったとされている午前85番。肝細胞癌に関する出題ですが、正答率は衝撃の9.7%でした。多くの受験生が「黄疸の時期」や「腫瘍マーカー」の選択肢に惑わされ、涙をのんだ一問です。しかし、問われているのは奇問ではなく基礎知識の正確な理解。なぜこれほど正答率が低かったのか、その「つまづきポイント」と攻略法を徹底解説します。
SpO₂の正常値は96〜99%と習っていても、受け持ち患者さんのモニターが100%だとつい安心してしまいませんか。100%=理想と思いがちで、酸素流量が本当に適正かまでは意識が向かない…。そんな思い込みから、看護実習でアセスメントが十分にできずにいた場面から、看護の深さを学んだことを振り返ります。
2025年の「第114回看護師国家試験」で、正答率が低かった問題の一つに「ヘリコバクター・ピロリ感染症」についての問題がありました。正答率9.4%だったこの問題を、わかりやすく解説していきます。
看護学生の頃、実習で受け持った認知症の患者さん。認知症の進行で言葉での意思疎通が難しく何をするにもスムーズにいかず、私は焦っていました。とくに悩んだのは食事介助です。当時を振り返り、認知症ケアにおいて何が大切かを考えてみました。