休息も仕事の一部~26年目の看護師が伝えたい夜勤明けの過ごし方~

業務
2026.08.3
0件のコメント

現在、看護師26年目の私ですが、新人看護師時代に、初めての夜勤からまさかの2回連続寝坊をした経験があります。オリエンテーションもしっかり受け、目覚ましもセットしていたのに、です。当時は夜勤明けも洗濯や掃除、勉強を詰め込み「頑張らなきゃ」と自分を追い込んでいました。今振り返ると「休息も仕事の一部」ということを全く理解していなかったのです。今回は、そんな私の失敗談をもとに、次の勤務につなげるための休息の大切さをお伝えします。

「頑張りが足りない」と思っていた新人時代

夜勤デビューがはじまった新人看護師時代、「自分はなんてダメな看護師なんだろう」と本気で落ち込む出来事がありました。夜勤デビューのため、オリエンテーションも受け、目覚ましもセットしていたのに、2回連続で夜勤に寝坊してしまったからです。

しかし、看護師26年目となった今だからこそ思います。あの寝坊は、気合いや責任感が足りなかったからではありません。慣れない夜勤への緊張に加え「夜勤明けも時間を有効に使わなきゃ」と自分を追い込みすぎていたことが原因だったのです。

心も体も限界を超えていたあの頃

当時は一人暮らしで、夜勤明けも洗濯や掃除、買い物、勉強など予定がびっしりでした。

2回目の夜勤を終えて帰宅すると、疲れ切って気絶するように眠ってしまいました。目が覚めると、自分でも覚えていないのにテレビのコンセントやアンテナ線を抜いていたのです。

今思えば、夜勤明け独特の焦燥感や「できない自分」を責める気持ちや「何かしなければ」という焦りで、心も体も限界だったのでしょう。当時の私に必要だったのは、気合いや根性ではなく「今日はもう休んでいいよ」と自分に言ってあげることだったのだと思います。

26年目の私が伝えたいこと

26年目となった今、胸を張って伝えたいことがあります。

休息も仕事の一部だということです。

新人時代の私は、夜勤に寝坊してしまった自分を「頑張りが足りない」「気合いが足りない」と責めていました。

けれど今振り返ると、あの失敗があったからこそ夜勤明けの過ごし方を見直す大切さに気づけたのです。

本当に足りなかったのは気合いではなく、自分の疲労を正しく見積もる視点でした。
夜勤明けの体は、自分が思っている以上に疲れています。にもかかわらず「まだ動けるはず」「時間を無駄にしたくない」と予定を詰め込みすぎると、心も体も回復するタイミングを失ってしまいます。

無理をせず、できたことをちゃんと認め自分をほめ、自分の体力を過大評価しすぎないようにしましょう。

これらも、夜勤を続けていくうえで大切な力なのだと思います。夜勤明けは「空いた時間」ではなく「次の勤務につなげるための回復時間」と考えてみてください。

その後の私は、夜勤明けに予定を詰め込みすぎず、まずは入浴やシャワーで体をリセットし、しっかり休むことを意識するようになりました。

実際、体を温めるだけでも疲労感が和らぎ、その後の睡眠の質も変わったように感じています。

もし新人時代の私に声をかけられるなら「今日は洗濯もしなくていい。掃除もしなくていい。まずはゆっくり休もう。」

そう伝えたいです。

真面目な人ほど自分を追い込みがちです。自分を認め、休ませることは決して甘えではありません。その休息が、次の勤務のあなたをきっと支えてくれるはずです。

まとめ

~次の勤務につなげるための休息のコツ~
・夜勤明けは「回復時間」と考える
・帰宅したら、まずは入浴やシャワーでリセットする
・予定を詰め込みすぎない
・洗濯や掃除、勉強などは後日に回しても大丈夫。無理をしないことも大切
・自分に小さなご褒美をあげる
・「休息も仕事の一部」と考える

Share
  • Facebook
ページトップ